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僕は待ち合わせの場所にいた。
約束の時間にはまだ30分ほど早い。
僕は鞄の中にある包みを何回も何回も確認した。
なくなるわけはないんだけど、もしかしたら?と思ってしまうのはなんでだろうか?
約束の時間。
彼女は来ない。
1時間たった。
まだ来ない・・・・
携帯に連絡してみる。
電源が切られているか電波の届かない場所に・・・
そのまま待ちつづけてみた。
と電話がなる。
彼女からかと思ったら違った。出てみると彼女の母親だった。
え?
電話越しに聞こえた声に一瞬息が止まった。
事故?何を言ってるんだ?
頭の中がパニックになる。
僕は言われたままその場所に赴いた。
外傷はほとんどなく、ただ打ち所が悪かったらしい。
綺麗な顔のままもう目を開けることは無い彼女。
その姿を見て僕はようやく理解した。
そして泣いた・・・・・
一晩経った。
一睡も出来なかった。
ただ、彼女の思い出が頭の中を支配する。回ってる。増えていく。消えていく。
1ヵ月経った。
僕は何とか生きていた。
あの時の鞄の包みから中を取り出すと、彼女の好きだった場所に捨てた。
これでいいんだ。
渡せなかった想いをそのまましまいこむよりずっといい。
そう思って僕は岐路についた。
そうたがなにかみつけてきました。
あなたにくれるみたいです。
婚約指輪を手に入れました!
というエピソードがあるのかないのかはさておき、なんで婚約指輪なんか拾ってくるのかうちのそうたは・・・
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- 2005/06/20(月) 12:59:15|
- ninten dogs|
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